SPI練習問題 ② 【第4問】解答/解説


【確率】答え A

 

<解説>

確率を出す際に、二つのSTEPを意識して答えを出していきましょう。

 

②場合の数/①全体の出方

 

はじめに、①全体のすべての出方を出します。

 

今回の問題ではコインを5枚投げるので、2×2×2×2×2=32通りあります。

 

考え方はサイコロを二回投げるときと同じ考え方です。

 

サイコロを2個投げるときの出方は、6×6ですよね。これは一つのサイコロの出目が6個あり、それを二個投げるから6×6になります。

 

コインも同じです。サイコロは6つの出目がありますが、コインは表裏の出目は2つです。

それを5個投げるので2×2×2×2×2=32通りとなります。

 

次に、②特定の出方を出します。

 

今回は、表が3枚以上出る出方です。

 

表が3枚以上の出方は=「表が3枚だったときのパターン」+「表が4枚だったときのパターン」+「全部表だったとき」になります。

 

「表が3枚だったときのパターン」=5C3の5×4×3(分子)/3×2×1=10通りです。

⇒これは5つのコインから表を3枚選ぶという考え方です。そして表が3枚決まれば、裏も自動的に決まるので5C3の計算だけで算出できます。(この時、並び順は関係ないのでPは使わないように)

 

同様に「表が4枚だったときのパターン」=5C4の5通りです。

 

最後に「全部表だったとき」=1通りです。

 

したがって、②10通り+5通り+1通り/①全体の出方32通りの16/32⇒1/2が答えです。

答えはAとなります。